関東実業団連盟ボランティア参戦記 6
     - 2012年 関東実業団連盟 SKボランティア -
※ 関東実業団連盟は東日本大震災の復興支援を長期的に支援していきます
これは、ボランティア活動に参加した1部長の目線を通した活動のレポートです。 文責 山下(日本IBM)

■ 怒涛の大宴会
都会に暮らす我々にも力作業はできる。だが、やり慣れていないから自分の限度が分からない。抑えたつもりでも張り切り過ぎることは往々にして起こる。そんなコンディションで2日目の作業をすれば事故の確率も高まるだろうし、何年も継続しての活動も難しい。そこで今年の方針は次のように決めた。作業は一日、その日の晩は近くの旅館で温泉につかって宴会。翌日は観光をしながらのんびり帰る。楽しいボランティア・ツアーにして今年の参加者が来年も行きたいと思えるものにする。
それにこれなら、初日のアクセル踏み込みも気にならない。


大船渡のホテル碁石へと向かった。宿に到着したのも予定より早く16時半頃だった。宿の主人が笑顔で出迎えてくれた。ただ、少し臭うとも言われた。私達の鼻はマヒしてしまったが、汚泥の匂いがしていたらしい^^;


時間を少しずつずらしながら大浴場を利用した。私はチャンドラさんと後発組。部屋でビールを飲んで先発隊が帰ってくるのをまった。部屋の窓からは大船渡湾が見えた。漁火らしきものも見えた。静かな海だ。とても津波が起こった海とは思えなかった。


風呂は温泉ではなかったがさっぱりした。そう言えば温泉を英語で何と言うのだろう。スパかホットスプリングか。そもそもスパとホットスプリングはどう使い分けるのか。私はこの小さな疑問をチャンドラさんにぶつけてみた。チャンドラさんは大変分かりやすく説明してくれた。天然温泉はホットスプリング、その他の風呂はスパ。と捉えるのが良いらしい。なるほど!


夕食は割増料金を払って少し豪華にしてもらった。その方が楽しくなるし、地元にお金を落とすのは良いことと思われたからだ。お刺身、カキフライ。煮込み。地産の食材を美味しく調理して出してくれた。


横瀬さんはNTT通研から参加の初段の拳士。体格の良さとどこにでもとけ込む物怖じしない性格で運動部系に見えるが、有線テクノロジーを研究するインテリだ。今回のボランティア活動期間中にはJFEの内舘拳士と急接近。二人とも無類のロケット好きなのだという。そんなニッチな趣味を持つ二人がまさかこんなところで出会うとは・・・これも法縁か。


途中から参加者の体験フィードバック大会になった。一人ずつ壇上に上がって今回のボランティア参加での気付きや感想を語った。


壇上に精悍な青年が上った。JEF千葉からの参加の岩尾さんだ。実は彼、少林寺拳法部員ではない。聞くところによると根本理事長の部下にあたるらしい。職場で根本理事長がボランティアに行くという話をしたら思うところがあったのか「参加したい」と言って来たそうだ。サッカーをそうとうやりこんだのだろう。上体には柔軟性を殺すような余分な筋肉はなく、腰から下がよく締まった弾むような筋肉だった。反応の早そうな身体といい、体形的には少林寺拳法向きといえる。


富士通ゼネラルの畑中先生は現在連盟の副理事長としてご活躍中だ。関西出身のキャラのせいか独特のほんわかした雰囲気を持っている。こういった場では必ず会場を爆笑の渦に巻き込む。部員の椛島さんが「こんなにいじられている畑中部長を見たことない」と言うぐらいいじられまくっていた。さすがは関西人、転んでもただでは起きない。笑いには貪欲なようだ。


畑中先生の後を継いで事務局長になったのは厚生労働省の小林先生だ。秋田大館チームを率いていたのも小林先生だが、関東実業団連盟からも別の小林先生が参戦していた。小林先生は連盟の事務局長として日々活躍している。他の連盟との折衝のほか、連盟内に対しても毎日のように連絡のメールを配信し、小林事務局長からメールの来ない日は無いほどだ。
私は小林事務局長が「ノー」と言ったことを聞いたことがない。常に前向きに着実に前進していくタイプだ。
今回初参加にも関わらず積極的に運営に携わってくださっている若手のホープだ。


全員の感想が聞き応えあった。単なる評論家ではなく実作業をして感じたことを述べているからだろうか。しかもまじめなだけではない。会場からの合いの手も入り爆笑の連続だった。そう言えば、JFE千葉の根本先生が理事長になってから飲み会の頻度が増えたと言われている。ご本人のキャラクターだろうか。でも毎回馬鹿騒ぎしてそれが次の新しい取り組みへの活力につながっている。もしかしたら根本理事長なりの人心掌握術なのかも知れない。この夜も賑やかで実に愉快な宴となった。


昨年は活動後に時間一杯整体をしたが、それでも数人しかできなかった。その反省も込め、今年はマッサージ機持参で臨んだ。このマッサージ機、量販店で買えるそんじょそこらの品物とはわけが違う。行きつけの床屋で使っていたものだ。なんでもバリカンのメーカーが作っているのでパワーと耐久性が違う。部屋に帰った後このマッサージ機を使って参加者に片っぱしから電気整体を施した。

カンパーイ! お疲れ様でしたぁ!

もうちょっと つづく

 
少林寺拳法ボランティア 陸前高田チームのブログはこちらから