農林水産省少林寺拳法部 三浦隆司さん
正拳士 五段



師匠からの紹介 当拳士は、北海道大学少林寺拳法部で修行を始め、在学中に四段正拳士を取得。2002年 農林水産省に入省と同時に当部に転籍し今日に至っています。現在は五段を取得し、武専東京地区研究科3年に在籍中であります。
高齢者が多い当拳法部で貴重な若手のひとりです。少林寺拳法に対して直向きに取組んでおり、将来は是非指導者として少林寺拳法の普及・発展に寄与されることを嘱望しています。

農林水産省少林寺拳法部
部長  武田隆夫


入部、転籍のキッカケ 剣道等、武器を用いる武道の経験はありましたが、子供の頃から素手の武道がやりたい気持ちを持っていました。

そこで大学入学を機に、様々な部活動がある中から、そういった武道の部に入ろうと思いました。その中でも、剛柔一体という特徴に惹かれて少林寺拳法部を選び、入部させてもらいました。

やってみて自分の中で、何か変わったことはありますか? 多くの面で変わりました。まず変化を感じたのは、自分から進んで何かをしたり、人前に出たりするようになりました。開祖法話でもしばしば自主性や行動力を重視する話が出てきますが、部に行動力や積極性といったことを尊ぶ雰囲気があったと思います。

また、最も大きな変化は、技法が進歩したり自分の行動や考え方が変化したり、という経験を通して、自分は変われるという自信がついたことです。

これが生活全般に応用でき、人生が楽しくなってくるきっかけとなりました。ただし、こうなるのには時間と苦悩が少し必要でしたけど。

仕事と両立させるうえでの、苦労とコツ。あるいは実業団支部に入ってみて感じたこと。 実業団支部は稽古に参加しやすい環境にある、という実感があります。お互いが仕事の状況を理解しやすいので、部員同士の気配りがしやすいと思います。
いい意味でアットホームな感じがあります。稽古場が職場内等にあるので、残業があっても、ちょっと抜けて少し稽古に顔を出してまた戻る、とったことも可能です。

少林寺拳法に集中することで心をリセットできることが、仕事にも生きてきます。私は一日30秒でいいから必ず稽古をすることにしています。私なりの「継続は力なり」の実践です。

40周年とう節目の年を迎えるにあたって思うこと。 かつては実業団支部が非常に盛んだったと聞きます。
時代は変わりましたが、実業団支部は稽古に参加しやすいという長所は今も健在です。むしろ、現代だからこそ実業団支部は稽古を継続するのに適している面もあると思います。
実業団支部の少林寺拳法部が盛り上がるよう、特に少林寺拳法経験者に上手く実業団支部をアピールしたいと思います。

他の実業団拳士、あるいはこれから少林寺拳法を始めてみようという方へのメッセージ。 少林寺拳法の面白さは身心を鍛えることにありますが、実業団支部では職場での上下関係等とはまた違う人間関係が作られるのも一つの楽しみであります。身心を磨きつつ、様々な人の輪を広げることで、より一層豊かな職場ライフを送りましょう。

他の実業団支部との連携も多いので、様々な職種の状況を知る機会も楽しいですね。

2010年1月28日掲載