根本武美
Takemi Nemoto
第3代 全日本実業団少林寺拳法連盟理事長

JFE千葉少林寺拳法部 部長
実践が求められる時代

新年明けまして、おめでとうございます。
昨年4月に、全日本・関東実業団少林寺拳法連盟理事長に就任いたしました根本武美です。
理事長として、一言新年のご挨拶を申し上げます。

私がJFE千葉少林寺拳法部(旧川鉄千葉支部)で稽古を始めてから、早30年の歳月が過ぎました。その間、多くの方々と知り合い、人としての前向きな生き方を学ぶことができました。まだまだ、修行中の身ではありますが、全日本・関東実業団少林寺拳法連盟の発展のために出来る事を考え、連盟の皆さんと共に具体的にひとつ一つ全力で取り組んで行く所存です。

一昨年の、サブプライムローンに端を発する世界的な金融危機は、日本経済にも大きな影を落とし、いまだにその影響は色濃く残っています。職域で活動する私達実業団の拳士にとって、今はまさに大きな試練の時と言えます。

世の中では、派遣社員の解雇や、就職できない若者の増加が社会問題となっていますし、また少子高齢化の加速や悲惨な凶悪事件の増加、11年連続して3万人を超える自殺者など、たくさんの課題が蔓延し身近なところにまで押し寄せてきています。今こそ私達は、少林寺拳法の拳士として、職場や社会で何をすべきかを、心を澄まして自問自答し、同時に実践することが求められる時代ではないでしょうか。

少林寺拳法は「半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを」を基本理念として、平和で物心とも豊かな社会の実現に貢献できる「人づくり」を目指しています。実業団の拳士は、職域における幸福運動を展開するため、人間関係の向上に努めると共に、存在価値のあるリーダーとして、日々、修練修行に励んで下さい。

リーダーの条件として第一に挙げられるのが「健康管理」です。メタボリックシンドロームの解消は勿論ですが、メンタルヘルスのケアも重要です。心身ともに疲れた時は、早めに休養をしてください。幸福運動の実践と休養のバランスをうまく取りながら、生涯学習としての少林寺拳法を全うしていただきたいと思います。

今年、全日本・関東実業団連盟は設立40周年を迎えます。一人でも多くの拳士で祝おうではありませんか。
本年も皆さんが健康でご活躍し、良い年でありますよう、お祈り申し上げます。

合掌