根本武美
Takemi Nemoto
第3代 全日本実業団少林寺拳法連盟理事長

JFE千葉少林寺拳法部 部長
拳士全員が主役となって
 − 2014年関東実業団大会によせて −

「2014年少林寺拳法関東実業団大会」が関係各位のご理解とご協力のもと盛大に開催できましたことを心より感謝いたします。

少林寺拳法は勝敗を競いません。とは言え大会では優劣を競うため順位はつきます。しかし大会を成功に導いた立役者は誰かと聞かれれば入賞者だけでないことは周知の事実です。入賞はできなかったけど頑張った全ての拳士も大会の立役者です。また、そうした拳士を指導育成した先生や先輩方も立役者です。拳士が修練できるようご協力くださったご家族の皆さんも立役者です。大会を見に来て下ったお客様も運営を影で支えるスタッフの皆さんも欠くことができない立役者です。いわば関係した全員が主役と言えます。改めて皆様にねぎらいと御礼を申し上げたいと思います。

さて本大会でも東日本大震災復興支援チャリティー募金を行います。震災から丸3年が経った今でも東日本題震災は過去の出来事ではありません。現地はまだまだ支援が必要な方々がいらっしゃいます。「半ばは自己の幸せを、半ばは他人(ひと)の幸せを」という開祖の志を我々は愚直に実践し続けていきたいと思います。ご賛同いただくとともに、本大会でも今一度にご協力いただけますようお願い致します。

また本大会は11月に埼玉アリーナで開催される全国大会選考会も兼ねています。本年度は昨年の倍の数実業団連盟枠を頂くことができました。全国大会への可能性を胸に、気迫と渾身の演武をご披露ください。また従来の競技に加え、超高齢化社会を迎えた日本の現状に呼応した「阿羅還の部」や、演武の自由度を高め表現の枠を広げた「拳禅一如の部」といった修練発表の部も設けてあります。競技の世界と一線を画し日頃の修練成果を発表いただきたいと思います。もう一度繰り返します。この少林寺拳法劇場、関係する皆さん全員が主役です。

今後も拳士一人ひとりの修行環境の充実に努めることで、実業団連盟は人を活かして、仲間を増やし続けていきたいと思います。来年、全日本・関東実業団少林寺拳法連盟は45周年を迎えます。皆で笑顔で45周年を祝福しましょう。そんな未来への決意表明をもって私の挨拶とさせていただきます。